アマゾンには、文庫版の画像リンクがなかった。
これはたぶん最初に出た児童書のほう。読んだのは角川文庫から新しく出たやつ。

朝の通勤電車と昼休みで一冊読み終わってしまった。
短いってのもあるけど、例によって途中でやめられない。

野球する男の子の話。
家族と友達。
読後感は、じーんとして余韻が残る。

余韻を大事にしたい気持ちが続いてて仕事にならん。午後は研修でよかった。気乗りしなかったけど、ぼんやりできるであろう。

こういうのを読むと、既に主人公とか友達じゃなくて、母の視点での感想がたくさん浮かぶんだよな。男の子を育てるって大変だー、と思う。ここのママは、子育てに失敗していない。とてもまともな、いいママだ。パパもすごくいい人。なのに、わかってないって思われちゃうんだな。
主人公が、13歳のくせに偏屈すぎるって気もするがw 天才とはそういうもんなのか。

私とだいちの間にも、なんかの血の掛け合わせで、何かに天才を持ってる子が産まれないとも限らない。そして主人公の弟のように、病弱に産まれてくる子だっているかもしれない。

だから、そう、生物学的にどんなタイプに産まれても、同じことを大事にして育てないといかん。
一人の人間を、まともで、そこそこ健康で、なおかつ面白い人間に育てる。これって本当に壮大で、チャレンジの連続だと思う。こんなにやりがいのある仕事が他にあるでしょうか。

まだ見ぬ私とだいちのこども達。
楽しくやろうね。

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