浄化

2004年3月28日 だいち
夜はカウンセリング状態だった。
といっても、平日なのでカウンセラー業は無論お休み。私がだいちの前でわんわん泣いて、クライアントとして浄化したという意味。

私のだんなさん だいちは、とても優秀なハウスキーパー。
昼間はふつうに勤めているのだけど、帰ってくるのが早いので、買い物をしてごはんを作るのは95パーセント彼。
ちゃんと冷蔵庫の中身を把握していて、足りないもので安くて日持ちのする食材を買ってくる。私が帰る時間に合わせて、ってほどぴったりではなく、家に着いたくらいの時間に台所に立つこともあるけど、とにかく着替えたりこまごましたことをしているうちに、熱々の料理を3品くらい、ちゃちゃっと作ってくれる。

料理だけじゃなく、家計を握るのも、率先して洗濯・布団干し・掃除をするのはだいち。
家計には、私のほうがちょっと多くお金を入れている(最近これがなかなか苦しく、転職活動の一因である)。その他の担当はごみ出し。ユニットを磨くのは率先してやる。
という感じで我が家の役割分担は、よその家とほぼ逆。

当然ながら、「どうお、結婚生活は? ごはんつくってる?」とまるで合言葉のように質問してくる、男女の反応はだいたい以下の通り。
<女性の反応>
妻がやってる場合...「あらえらいのねえ」
夫がやってる場合...「まあ! すごい! すばらしい旦那様ね! あなたって幸せねえ(本気で羨まれている)」
<男性の反応>
私がやってる場合...「へえ。できるんだ(嬉しそうにニヤリ)」
夫がやってる場合...「えっマジ? かわいそーー。おまえ仕事もいいけど早く帰ってやれよ」

まあ言いたいやつには言わせておけ、なんですが、考えると腹が立つ。
ちなみに上記のような型どおりの反応を示すのは、若ぶっているつもりでかなりおっさんおばさんです。ほんとの若者は、喜ぶ・微笑ましそうにするといったポジティブ反応を示します、

それはさておき、私自身は彼が家事一切をやってくれていることはとても嬉しいし、楽しい生活だと思っているのだけど、贅沢なことに「ソレだけ」では絶対にイヤなのです。そしてそのことを、だいちにも理解していてほしいの。
生活面で支えてもらっているのは確かなんだけど、かといってこの支えがなくなったら倒れて生きていけないのかっていったら別にそうじゃない。
私は、自分が家事をやるのは効率よくないにしても、できないわけじゃないからさ。

家事以外のところで絶対的な支えでいてほしいということを、彼に昨日主張したのです。
私は家事はしないけど、だいちを支えている自信を持っている。

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